コーチングを学んでいると『プッシュ・プッシュバック』 という言葉がよく使われます。
 この意味は‥‥
 人の体(脳)には、強制的に押されると、その力に対して反発しようとする習性があります。
 無意識も同じような習性があり、強制力に対して「やらないようにする」という反発の力が働くことを意味します。
 例えば、親から「勉強しなさい」 と言われると、逆に「勉強をしたくなくなる」 というようなことです。
 ですから、あたなが人間関係を良くしたいのであれば、他人に対して強要や強制をしないように注意しなければならないということです。
 そしてもう一つ‥‥
 心理学で最重要となる根本原則、『鏡の法則』 についても知っておいて頂きたいと思います。
鏡の法則
 この世界は、鏡のような構造になっています。
 従って、あなたが他者におこなったことは、全て、後でその人から、もしくは、他の人から、そっくりそのまま自分自身に返ってくるということです。
 また、あなたの心の中、すなわち、内面世界で起こったことは、遅かれ早かれ、あなたの周囲に現実化してきます。
 鏡の法則は、まさにこの世界は、自分自身を映す鏡であることを気付かせてくれる法則ですが、他にも色々な言い方があります。
 鏡の法則は、原因と結果の法則、因果の法則、因果応報、与えたら与えられる、蒔いた種は刈り取らなければならないなど、 色んな言い方をされますが、実際のところは、同じ法則です。
 たとえば、あなたが誰かについて悪く思ったとしましょう。
 そうすると、後ほど、その相手から、もしくは、他の人から、あなたも悪く思われるようになります。
 また、誰かに暴力を振るって傷つけたとしましょう。
 そうすると、後ほど、相手から、もしくは、他の人から、あなたも暴力を振るわれて傷つくことになります。
 逆に、誰かのことを良く思うと、遅かれ早かれ、相手から、もしくは、他の誰かから、 あなたは良く思われるようになります。
 また、誰かが喜ぶようなことをしたなら、遅かれ早かれ、相手から、もしくは、他の誰かから、あなたは喜ぶべきことをしてもらえます。
 イエスキリストは言いました。
 「与えよ。さらば与えられん。」
 これは、単純に無償奉仕を意味していたのではなく、与えると与えられるという鏡の法則について、説明してくれていたのです。
 まずは、この世界には、鏡の法則が流れているということをしっかりと理解してください。
  このことを理解できれば、コーチングや心理学についても、うまく応用することができます。
 反対に、鏡の法則を知らずして、コーチングや心理学を勉強してしまいますと、人間不信に陥ったり、小手先のテクニックだけで満足したり、コーチングや心理学の技術を悪いことに使ったりと、あまりよろしくないことが起きます。
 ですから、鏡の法則が作用しており、誰かに対しておこなった自分の行動や思考、感情は、遅かれ早かれ、他の誰かから返ってくるということを理解してください。
 ですからコーチングでは、
    『プッシュ・プッシュバック』の法則をよく理解して、他人に強要や強制することをやめましょう‥‥
 『have to~しなければならない』 を止めて『want to~したい』 に切り替えましょう‥‥
 なのです。
 そのことで、きっとあなたに良い事が返ってくるはずです。

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。