セルフコーチングを実践する上で、『リラックス』 、 『アファメーション』、『セルフトークのコントロール』は重要なキーワードだと考えています。(ちなみに、セルフコーチングとは自分で自分のことをコーチングすることです。)
私自身、苫米地式コーチング、PX2、TPIE等で学んだコーチング理論を基にして毎日実践を重ねています(つもりです)が、そもそもこのキーワードのルーツはどこから来ているのか?
苫米地英人博士の著書の中には、「仏教」や「釈迦」について書かれたものが多くあります。
それは、釈迦の教えが最先端の科学にも通じるものがあり、単なる宗教としてだけ捉えるのではなく、偉大な知の体系であると捉えておられるからだと思います。
そこで今回のブログでは、私がキーワードのルーツであると考えている『瞑想』について少し考えてみたいと思います。
瞑想という言葉は、英語のMeditation(メディテーション)を明治時代に翻訳された日本語です。
英語のMeditationはラテン語のMeditari(メディタリ)に由来し思うこと、熟慮すること、癒すことを意味します。
そもそも仏教における「内観」あるいは「観想」に相当します。
「内観」や「瞑想」をおこなうことにより、私達の心は一気に進化していくと言われています。
「内観」とは何かと言いますと、自分自身の内面を観察することです。
また、「瞑想」とは、座って自らの内面を観察することです。
一般的には「内観」も「瞑想」も本質的には同じものとみなされているようです
毎日、自分の心を観察し続けることにより、 急激な進化を遂げることができるとされています。
お釈迦さんは、 約2600年前に悟り「空」を開きましたが、どのような方法を使って、悟りを開いたのでしょうか。
もちろん、何十回にも渡る過去生での修行の成果でもあるのですが、 最終的に悟りを開いたのは、菩提樹の下で、ヴィパサナ瞑想をしていた時です。
そして、ヴィパサナ瞑想とは、非常にシンプルかつポピュラーな瞑想方法で、このような方法で悟りにいたることができるのかと驚くのは私だけでしょうか。
では、ヴィパサナとはどのような瞑想かと言いますと、リラックスして座り、「自分の呼吸を観察し続ける」というとてもシンプルなものです。
吸って、吐いて、
吸って、吐いて、
この繰り返しをずっと観察し続けるのです。
「なんだ、簡単じゃないか!」と思われるかも知れませんが、この瞑想法は、悟りにまでいたることができる非常に深いものです。
そしてまた、実際にやってみると分かりますが、なかなか呼吸を見守り続けることができません。
はじめてヴィパサナ瞑想を行ったら、おそらく10秒もしないうちに呼吸を見守ることを忘れ、他のあらぬことを考えて思考に呑み込まれていきます。
一度、やってみるのもいいかもしれません。
どこに座っていてもいいです。
目をつむって、呼吸を見守るだけです。
しかし、呼吸を見守っていたはずが、 はっと気付くと雑念の中に埋没し、我を忘れていた自分に気付くことでしょう。
この繰り返しです。
呼吸を見守る、雑念に呑み込まれる、はっと気付いて、また呼吸を見守る、そしてまた、雑念に呑み込まれる‥‥。
でも、何度も何度もやっているうちに、呼吸を見守っていられる時間が長くなっていきます。
観察者としての能力が上がってくるからなのでしょうか。
初めは、10秒ほどで呼吸を見守ることを忘れてしまいますが、何度もやっているうちに、次第に30秒とか1分、やれるようになりました。
何日も何日も続けてやっていますと、ついには、何時間も呼吸を見守れるようになってきます。
こうなれば、しめたものです。
そこまでいけましたら、覚醒者(ブッダ)になれる可能性が大きい気がします。
と言いうか、そこまでのポテンシャルを持っているのであれば、遅かれ早かれ、覚醒者(ブッダ)になれる‥‥そんな気がします。
そして、お釈迦さんの場合、365日24時間呼吸を見守ることができる状態になっていたそうです。
呼吸を見守っている状態の時は、思考は一切流れてきません。
無思考の状態です。
無思考の状態が長く続き、それが当たり前になってくると、思考エネルギーが蓄積されて、脊髄を通ってエネルギーが上昇。
そして、そのエネルギーが上昇して喉のチャクラを開放し、眉間のチャクラ(第三の眼)を開き、ついには、頭頂のサハスラーラチャクラを開いて、悟りにいたるのです。
従って、観察者の存在を大きくして、思考が一切ないようにすることが、悟りにいたる道なのです。
ちなみに、内観も瞑想と同じです。
自らの心を見守り続けることで、観察者が強大になっていき、思考や感情などが消えてなくなっていきます。
そして、思考エネルギーや感情エネルギーが蓄積されて、サハスラーラチャクラを突き破っていくのです。
いかがでしょうか。実に奥が深いです。
コーチングでは何気に『リラックス』しましょう。『アファメーション』をしましょう。『セルフトークのコントロール』をしましょう‥‥と言いますが、実はこんなにも奥が深いものなのです。
普段は、そんなに難しく考えなくてもいいと思いますが、時には、裏側にはこんなにも奥深いものがあるのだということを理解しておいて実践すると、さらに効果が上がっていくのかもしれません。
参考にしていただけると幸いです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
私自身、苫米地式コーチング、PX2、TPIE等で学んだコーチング理論を基にして毎日実践を重ねています(つもりです)が、そもそもこのキーワードのルーツはどこから来ているのか?
苫米地英人博士の著書の中には、「仏教」や「釈迦」について書かれたものが多くあります。
それは、釈迦の教えが最先端の科学にも通じるものがあり、単なる宗教としてだけ捉えるのではなく、偉大な知の体系であると捉えておられるからだと思います。
そこで今回のブログでは、私がキーワードのルーツであると考えている『瞑想』について少し考えてみたいと思います。
瞑想という言葉は、英語のMeditation(メディテーション)を明治時代に翻訳された日本語です。
英語のMeditationはラテン語のMeditari(メディタリ)に由来し思うこと、熟慮すること、癒すことを意味します。
そもそも仏教における「内観」あるいは「観想」に相当します。
「内観」や「瞑想」をおこなうことにより、私達の心は一気に進化していくと言われています。
「内観」とは何かと言いますと、自分自身の内面を観察することです。
また、「瞑想」とは、座って自らの内面を観察することです。
一般的には「内観」も「瞑想」も本質的には同じものとみなされているようです
毎日、自分の心を観察し続けることにより、 急激な進化を遂げることができるとされています。
お釈迦さんは、 約2600年前に悟り「空」を開きましたが、どのような方法を使って、悟りを開いたのでしょうか。
もちろん、何十回にも渡る過去生での修行の成果でもあるのですが、 最終的に悟りを開いたのは、菩提樹の下で、ヴィパサナ瞑想をしていた時です。
そして、ヴィパサナ瞑想とは、非常にシンプルかつポピュラーな瞑想方法で、このような方法で悟りにいたることができるのかと驚くのは私だけでしょうか。
では、ヴィパサナとはどのような瞑想かと言いますと、リラックスして座り、「自分の呼吸を観察し続ける」というとてもシンプルなものです。
吸って、吐いて、
吸って、吐いて、
この繰り返しをずっと観察し続けるのです。
「なんだ、簡単じゃないか!」と思われるかも知れませんが、この瞑想法は、悟りにまでいたることができる非常に深いものです。
そしてまた、実際にやってみると分かりますが、なかなか呼吸を見守り続けることができません。
はじめてヴィパサナ瞑想を行ったら、おそらく10秒もしないうちに呼吸を見守ることを忘れ、他のあらぬことを考えて思考に呑み込まれていきます。
一度、やってみるのもいいかもしれません。
どこに座っていてもいいです。
目をつむって、呼吸を見守るだけです。
しかし、呼吸を見守っていたはずが、 はっと気付くと雑念の中に埋没し、我を忘れていた自分に気付くことでしょう。
この繰り返しです。
呼吸を見守る、雑念に呑み込まれる、はっと気付いて、また呼吸を見守る、そしてまた、雑念に呑み込まれる‥‥。
でも、何度も何度もやっているうちに、呼吸を見守っていられる時間が長くなっていきます。
観察者としての能力が上がってくるからなのでしょうか。
初めは、10秒ほどで呼吸を見守ることを忘れてしまいますが、何度もやっているうちに、次第に30秒とか1分、やれるようになりました。
何日も何日も続けてやっていますと、ついには、何時間も呼吸を見守れるようになってきます。
こうなれば、しめたものです。
そこまでいけましたら、覚醒者(ブッダ)になれる可能性が大きい気がします。
と言いうか、そこまでのポテンシャルを持っているのであれば、遅かれ早かれ、覚醒者(ブッダ)になれる‥‥そんな気がします。
そして、お釈迦さんの場合、365日24時間呼吸を見守ることができる状態になっていたそうです。
呼吸を見守っている状態の時は、思考は一切流れてきません。
無思考の状態です。
無思考の状態が長く続き、それが当たり前になってくると、思考エネルギーが蓄積されて、脊髄を通ってエネルギーが上昇。
そして、そのエネルギーが上昇して喉のチャクラを開放し、眉間のチャクラ(第三の眼)を開き、ついには、頭頂のサハスラーラチャクラを開いて、悟りにいたるのです。
従って、観察者の存在を大きくして、思考が一切ないようにすることが、悟りにいたる道なのです。
ちなみに、内観も瞑想と同じです。
自らの心を見守り続けることで、観察者が強大になっていき、思考や感情などが消えてなくなっていきます。
そして、思考エネルギーや感情エネルギーが蓄積されて、サハスラーラチャクラを突き破っていくのです。
いかがでしょうか。実に奥が深いです。
コーチングでは何気に『リラックス』しましょう。『アファメーション』をしましょう。『セルフトークのコントロール』をしましょう‥‥と言いますが、実はこんなにも奥が深いものなのです。
普段は、そんなに難しく考えなくてもいいと思いますが、時には、裏側にはこんなにも奥深いものがあるのだということを理解しておいて実践すると、さらに効果が上がっていくのかもしれません。
参考にしていただけると幸いです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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