コーチングでは『心の底から自分の願うゴールをリアルにイメージ』 することを学びます。
 
 熊本県警は14日、南阿蘇村立野の阿蘇大橋崩落現場下流の乗用車内から11日に収容した遺体を、熊本地震で唯一行方不明となっていた熊本学園大生、大和晃[ひかる]さん(22)=阿蘇市=と確認しました。DNA鑑定で判明しました。(これで熊本地震による直接の死者は計50人となりました。)
 大和さんは本震が起きた4月16日未明、熊本市から乗用車で自宅に帰る途中、阿蘇大橋一帯の土砂崩れに車ごと巻き込まれたとみられたものです。熊本県警は身元確認を受け、遺体を両親に引き渡す予定としています。
大和
 7月24日に地震が発生した後、晃さんのご両親は毎日現場に足を運び、ひたすら晃さんの発見を願い、県・警察・自衛隊等の行政の捜索が打ち切られながらも自分達だけで独自に捜索を行っておられました。
 私も何度となく捜索活動のお手伝いをさせていただきましたが、父親である卓也さんの
「絶対に探し出してみせる気持ちが」 ひしひしと私達の心に響いていました。
 恐らく、卓也さんを初めとするご家族の心の中では『心の底から自分の願うゴールをリアルにイメージ』 されておられたことだと思います。
 そしてその思いが行政にも届き、6月1日を最後に地上捜索を中断した熊本県が、今月9日に本格的な捜索を再開。11日に運転席付近から遺体を収容し、大和さんとみて身元確認を進めるに至りました。

 今回の件で私は『心の底から自分の願うゴールをリアルにイメージ』 し、それが実際に実現することの凄さ・すばらしさ‥‥本やDVD、セミナー等で学ぶ以上の重要な実際の体験をさせて頂いたように感じます。
 現在の大和さんのご家族は、悲壮感もなく「やっと家に連れて帰れる。」 ことの安堵感でいっぱいのようでした。

 今日も、最後までお読み頂きありがとうございました。