あなたが誰かに 「ちょっと考えてください」 と言われたときに、何をするでしょう?
もちろん、どんな状況かにもよりますが、「考える」 といってあなたがどんな行動をするのかを、改めて「考え」てもらいたいのです。
ある人は、頭を少し上げて、頭(記憶)の中に意識を向けて、浮かんでいるものを観察するかもしれません。
ある人は、手にペンをもって、紙に書き出し始めるかもしれません。
何を書き出し始めるかもいろいろでしょう。
考えるテーマから書き始める人や、頭に浮かんだことを書き始める人、などなど。
ここで気づいてもらいたいのは、そして私が伝えたいのは、「考える」うえであなたが持つ「知識」が必要不可欠だということ。
それは「言葉」かもしれませんし、何か言葉にならない「体験」かもしれません。
どちらにしても、何もないなかで「考える」ことはできないはずです。
もちろん、これまでの枠組みや考えのパターンから抜け出すことが大事だったりします。
しかし、そのためにも、すでに知っていることであれ、言葉や体験が必要ですよね。
逆にいえば、何か「知識」、それは言葉で表せるものであれ、そうでないものであれ、何かあれば考えることができるのです。
「いや、それがないから困っているんです‥‥」という人がいるかもしれません。
でも、大丈夫です。
必ず、何かあります。
ほんの少しかもしれませんし、あいまいなことかもしれませんが、必ずあります。
まずは、自分が持っている「知識」を認め、それを見える化する、つまり話したり、さらには書いたりすることです。
それが「考える」足場になります。
テーマや問いをそのもので構いません。
それを書き出せば、そこから思い浮かぶ、何かの知識があるでしょう。
それが思い浮かべれば、その浮かんだことを書けばいいのです。
そうやって、少しでも自分の知識や、ほかの人の知識でもいいので、思い出し、それを言葉、絵など、とにかく見えるかすること。
そうすれば、少しずつでも「考え」は進んでいくはずです。
まずは、すでに知っていること、言葉や絵にできることからアウトプットしていきましょう。
それがさらなる考えにつながっていきます。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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