前々回の投稿で、「何を」「どう見ているか」という ”視点” についてご紹介しました。
 「会社」を「行くのが嫌なところ」と見ている、なんて例を挙げましたよね。
 で、「会社」を別の視点から見る可能性をお伝えしました。
 「会社」に対して、「これも言えている」という別の見方、視点を探ることですね。
 たとえば、「好きな人に会える場所」、「自分を成長させてくれるところ」などなど。
 視点を横に広げる感じでした。
視点
 今回は、別の「視点」への取り組み方をお伝えします。
 それは、視点を縦に掘り下げるやり方。
 「会社」を「行くのが嫌なところ」と見ているのであれば、の「行くのが嫌」という感情というか、気持ちを出している視点を探っていくのです。
 そこで、ヒントとなる言葉が、「べき」、「ねばならない」という言葉。
 その人のなかに、何か、こうすべき、こうしなければならないという思い込み、信念が、嫌といった感情を生みだしているのではないか? と探っていくのです。
 たとえば、「上司」に対して「従わなければならない」なんていう新たな対象と視点が浮き彫りになるかもしれません。
 また。「仕事」は「常に楽しむべき」なんていう視点があって、そうならないことにイライラしているのかもしれません。
 こんなふうに、自分が持っている視点に気づいたら、その奥というか、その下というか、隠れている視点に意識を向けて掘り下げてみると、え? 自分ってこんな思い込みを持っていたんだ!と気づいたり、でも、それって常識というか必ず守らなければならない、そういうものだよね、という気づきがあったりするかもしれません。
 でも、視点は視点。必ずもたなければならない視点なんてありませんからね。
 今まで当然のように持っていた視点を手放したとき、奇跡が起こるかもしれません。
 組織開発に詳しい人なら「U理論」というのをご存じかもしれませんが、「Uの谷」を下るというのはこの視点に気づき、手放すことともいえます。

 今日最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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