だんだんと寒さが増し、秋も深まってきましたね。
秋といえば ”読書の秋" と昔から言われているように、読書には適した季節なのかもしれませんね。
とはいっても、読書は季節に関係なく、知識量を増やすためには習慣化し、常に蓄えていきたいものです。
「物事の本質」を見抜くために必要なのは広範囲にわたる知識です。
膨大な量の情報からの知識量こそが、物事の本質を見抜く力の基盤をなすと考えて間違いありません。
その知識量を増やす為にかかせないものの一つが読書であることは言うまでもありません。
そして、読書の媒体手段であるのが ”Book” であることも言うまでもありません。
ここで‥‥テーマを”Book”と表現したのは?‥‥なにも紙の本だけではないからです。
今の時代は、”紙の本” 以外にも ”電子書籍”、”オーディオブック” などが手軽に利用できるようになりました。
私もこれらの媒体手段を有効に使い分けて、できるだけ多くの著書に出会えるようにしています。
使い分け?
それぞれの媒体手段には長所と短所がありますよね。
ですからこれらの長所を生かして、使い分けているということです。
では、どう使い分けているのか?‥‥
【紙の本】
どんなに便利な読書方法が出てきても、紙の本からは離れられません。
装丁、手触り、重さ、残りページが目で見えることなど、紙の本でないと得られない本の魅力があります。
それよりなにより、紙の本は速読するためにはかかせません。
速読するための媒体としては電子書籍と比べ、グンを抜いて早く読むことができます。
また、読み返しするにもグンを抜いています。
私が紙の本で読書するのは‥‥
● じっくり腰を据えて読みたいもの
● 記憶に深く残したいもの
● タイトルを見ていつでもサッと取り出したいもの
● 参考資料として手元に置いて置きたいもの
● 読みながら自分に置き換えて考えたりメモしたりしたいもの
‥‥等々です。
紙の本を読むときは、家やカフェでまとまった時間を確保したりすることが、短所といえば短所なのかもしれません。
とにかく、リラックスして読んでいます。
【電子書籍】
私は電子書籍として ”Kindle” を利用しています。
KindleはAmazonが販売する電子書籍サービス(または端末)のことです。
電子書籍ストアには他にも ”Bookjapan”、”BookLive!”、”U-NEXT”、”Renta!” ‥‥等があります。
Amazonは、本以外の買い物をしたりするので、支払いが面倒くさくないのと、何といっても他のストアに比べて品揃えが600万冊以上と、圧倒的に多いというのが理由です。
読みたいな~と思った書籍は、ほぼ購入することができます。
また、電子書籍は、紙の本に比べて価格が安いということ。
セール価格でなくても紙の本を買うよりも3割程度安いことが多いようですが、更に値下がりしていると半額以下になっていることも珍しくはありません。
そしてなにより、持ち運びが ”楽”
これには、紙の本はかないません。
紙の本は、クライアントに会うために遠出をしたり、数日間の旅行や出張の時など、数冊かばんに入れるだけでも荷物になりますが、電子書籍はや端末(スマホやipadも含む)さえ持っていれば、いつでも読書ができるという大きなメリットがあります。
読書をする上で一番ネックになるのが、まとまった時間を確保することです。
普通に生活をしていると、あっという間に時間がすぎて読書をする時間を確保するのはなかなか大変です。
そんな人にとって、電子書籍は端末さえ持っていればいつでも読書ができるというメリット。
移動時間やちょっとした待ち時間5分や10分くらいの時間ができればすぐに本を読み進めることができます。
わずか5分・10分と侮ることなかれ、月単位、年単位でそれが積み重なると結構な量の本を読んでいることに気付きます。
速読や読み返しが紙の本に比べると劣ってしまうのが短所といえば短所なのかもしれません。
とにかく、隙間時間を有効に使っています。
【オーディオブック】
私はオーディオブックとして ”audiobook” を利用しています。 audiobookは㈱オトバンク社が販売するオーディオブックサービスのことです。
以前は ”FeBe(フィービー)” と呼ばれていたようですが、2018年3月より「audiobook.jp」へとリニューアルされたようです。
オーディオブックには他にも ”Audible” 等があります。
AudibleはAmazonが販売するオーディオブックサービスです。
本来なら支払いが面倒くさくないなどの理由でAudibleを利用したいのですが、audiobook(20,000冊以上) に比べるとAudible(12,000冊以上)は欲しい本がなかなか揃っていないような感じがします。
なので、今はaudiobookを利用しています。
ここで、オーディオブックを知らない人のためにご説明しておくと、オーディオブックとは本を読むのではなく、聞いて内容を理解するサービスです。
もう本は「読む」のではなく、「聞く」世界になってきているんですね〜。
オーディオブックは読むのよりもスピードは落ちますが、視覚ではなく聴覚を使って本の内容を理解することができるので、他のことをしながら本を聞くことができるのが最大の魅力です。
● 料理をしながら
● 通勤しながら
● ランニングしながら
● 家事をしながら
● 運転しながら
‥‥
他の媒体手段ではできない読書が可能となったことは、画期的です。
視覚で文字を追うことが苦手な人でも、オーディオブックはプロの朗読者が読み上げてくれるので、スムーズに読書することができるはずです。
しかし、なんといっても、倍速読み上げ機能が付いているので、例えば普通の速度で3時間かかる読書時間が、2倍速で聞くと半分の1時間30分で聞き終えることができます。
この倍速設定はaudiobookの場合、4倍速まで設定できるようになっています。(Audibleは3倍速まで)
自分が聞き取れる速度に設定して、短時間で聞き終えることができるようにしておけば、時間の有効化を図ることができます。
私は、紙の本とオーディオブックを併用して、速読・速聴訓練をしていました。
おかげで、早く読めるようになったと感じています。
さらに、手足が塞がれた状態・スマホやipadを持てない状況でも、ワイヤレスのイヤホンやヘッドホンを利用することで、例えば、防水式のイヤホンであれば、お風呂に入りながらでも読書する(聴く)ことができます。
しかしながら、オーディオブックは読みたい(聴きたい)本の提供数がまだまだ少ないのと、価格が紙の本と同等の値段であることが短所といえば短所なのかもしれません。
とにかく、別の作業をしながら聴けるという点では、画期的なBookであることは間違いありません。
以上が私の読書方法ですが、参考になりましたでしょうか?
紙、オーディオブック、電子書籍、それぞれに長所と短所があります。
読みたい本がどの読書方法に向いているのかを考えて、読書方法を使い分けると、スキマ時間でも読みたい本を読みすすめられるようになります。
いずれにしても、「物事の本質」を見抜くために必要なのは広範囲にわたる知識です!!
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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