コーチングでも、カウンセリングでも、一つ目の感情に巻き込まれないことは、よく言われることです。
 自分自身を見つめる、感情、その動きを見つめる。
 認知科学の言葉でいうと、「メタ認知」。
 「意識の矢印」が自分にだけ向いてしまうのではなく、意識の矢印を自覚し、コントロールすることとも言えます。
 「感情的になる」というように、感情を感じたり、表現したりすることは、日常、特にビジネスの場面では否定的というか、慎むべきこととして考えられているように思います。
感情のコントロール
 感情を押さえ、うまくコントロールすることが、大人の印、すぐれたビジネスマン・ビジネスウーマンの証のような面もあるでしょう。
 ただ、人間は感情の生き物であり、それをなくすことはできません。
 なくなったように思えても、心の奥底、身体の奥底に眠っている、うごめいています。
 そして、それが知らず知らずのうちに自分を動かし、ストレスも生んでいます。
 よく起こるのが、感情に「フタをしている」状態。
 まさに、感情を押さえ込んでいる状態で、これは押さえこむためにエネルギーを使っていて、かなりきつい状態ですし、ムダな状態ともいえます。
 では、フタをあけてとにかくバンバン出せばいいかというと、まさにこれは子どもの状態ですね。
 おもちゃ売り場で、怒り泣いたりする子どもがいますが素直で正直といえる一方、それをずっと続けていればいいわけでもありません。
 やはり、感情をただ素直に出せばいいというものではないですね。
 じゃあ、どうすればいいのか?
 自分のなかの感情を認め、それにフタをすることなく、ともにいながら、経験していくこと! 
 自分の感覚でいうと、身体をリラックスさせ、毛穴も全開させながら、体全体でその感情を感じつつ、受け止めていくこと。
 そうすると、その感情のとてつもないエネルギー、力が自分のものになり、身体に力がみなぎってきます。
 感情はそのとてつもない力のゆえに、荒くれ馬のようで乗りこなすのは簡単ではありませんが、徐々に徐々に慣れていくことで、その力をフルに活用できるようになります。
 一方、無理に感情をコントロールしようとすると、そこに巻き込まれ、はまって行動できなくなってしまいます。
 このコントロールの罠にはまってしまわないように、気をつけてください。 
 ぜひ、少しでも感情が出てきたなあ、感じられたなあと思ったら、深呼吸しながら身体を緩め、リラックスさせ少しずつ、感情を身体で感じてみて下さい。
 これを身につけると、外からエネルギーをチャージする必要なく、自家発電? できるようになりますよ。

 今日最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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