以前から、以下の文章を何度も書いてきました。
 『苫米地英人博士が ”仏教” や ”釈迦” について語られることが多くあり、それは宗教をお勧めされているのではなく、釈迦の教えが、最先端の科学に通じるものがあり、現代社会を生き抜くために必要な考え方、思想哲学であり、そして、単なる宗教ではなく、今の生きるための「脳と心の使い方」を教えてくれる偉大な知の体系であると捉えておられるからです。』
 私も以降、仏教に関する書籍や歴史を学ぶようになりましたが、今回はその中で「三毒」について書いてみたいと思います。
三毒
 人生うまくいくことばかりではありません。
 生きていれば辛いことや苦しいことだって沢山あります。
 一体、私たちの苦しみはどこから来るのでしょうか?
 それは、自分の外側ではなく内側に原因があるのかもしれません。
 仏教には『三毒』という教えがあります。
 三毒とは、克服すべきとされる3つの煩悩『貪(とん)・ 瞋(じん)・痴(ち)』のことです。
 煩悩といえば108あると言われますが、この3つの煩悩は特に私たちに多くの苦しみを生み出すと考えられています。
 これらを心から打ち消すことができれば、私たちは多くの悩みや苦しみからも解放されるというわけです。
  これを「三毒追放」と言われています。
 「三毒」とは次の3つです。
 ・ 貪(とん)‥‥(必要以上に)むさぼり求める心。
 ・ 瞋(じん)‥‥怒り、憎しみの心。
 ・ 痴(ち)‥‥‥愚癡(ぐち)、真理に対する無知。おろかな心。
 心に「三毒」を抱えている人を想像してみれば、それがいかに苦しみを生み出しているかがわかるはずです。
 例えば、次のような人のことを思い浮かべてみてください。
 ・ 常に欠乏感を抱え、他人のものまで欲しがったり妬んだりしている人
 ・ 常に憎しみを抱え何かに怒りをぶつけている人
 ・ 口を開けばいつも愚痴ばかりの人
 こういった人たちが、幸せで穏やかな人生を生きている姿が想像できるでしょうか?
 とうていできないはずです。
 つまり、こうした心が苦しみを生み出す元凶になっているということが、このことからもわかります。
 だから、これら三毒を心から追放することができれば、苦しみからは解放され、自由に生きられるようになるわけです。
 きっと、おのずと幸せも近づいて来るでしょう。
 「三毒追放」を、私なりにもう少しわかりやすい言葉に置き換えると次のように考えます。
 ・ 妬まない
 ・ 怒らない
 ・ 愚痴らない
 これを心がけることが三毒追放、すなわち苦しみから解放され自由になる道だと学びました。
 あなたも、人生うまくいかないなぁ、苦しいことばかりだなぁ、と感じたらこのことを思い出してみてください。

 今日最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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