時々図書館に行って、本棚からランダムに本を取り出し、数冊さ~っと速読することがあります。
 その中に、元ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんが、神父さんから聞いた話として著書「面倒だから、しよう:幻冬舎」の中で紹介していた「の」の字の哲学。
 ‥‥
もし、相手が「あぁ疲れた」と言ったら、「疲れたの?」と言ってあげてください。
 夏「暑かった」と言ったら「暑かったの?」と言ってください。
 「私だって疲れています」とか「夏だから当然よ」と言えば喧嘩になります。
 まず、相手の気持ちを受け止めてください。
 自分の言い分もあるでしょう。
 しかし、その気持ちを少し抑えて相手の気持ちになる。 それがとても大事なのです。
 ‥‥
 これが、「の」の字の哲学だそうです。
のの字
 まさに、相手の気持ちに寄り添う話の聞き方です。
 コーチングやカウンセラーの傾聴のやり方にも似ています。
 「私だって」と自分の話をするでもなく、 「でもそれじゃダメでしょ」と否定するでもなく、 「何があったの?」と詮索するでもなく、 まず、相手の気持ちをしっかり受け止める。
 それだけでその人の心は少し満たされるでしょう。
 困った人や、苦しんでいる人に対しての言葉掛けの基本かもしれませんね。
 きっと相手の人は、「あぁ、自分の気持ちを受け止めてもらえた」と感じるはずです。
 それは静かに心が触れ合う瞬間です。
 そんな関わりがお互いの関係性を確かなものにしてくれるでしょう。
 言葉はあまり必要ありません。
 「疲れたの?」「悲しいの?」「悔しかったの?」と相手の気持ちを受け止め、心にそっと寄り添ってあげましょう。
 そんなちょっとした心遣いで、人間関係というものは築かれていくのではないでしょうか。


 今日最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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