事実をしっかりと確認もしていないのに、推測や推論で、他者の評価を下してしまうことを「論理誤差」 と言います。
 たとえば、「彼はお金持ちだから金遣いが荒いだろう」とか、「彼はラグビーをやっていたので、押しが強い性格なのだろう」とか、「彼女は美人だから、さぞ性格は冷たいのだろう」とか‥‥。
 まあ、言ってみれば、自分勝手に推測して、そのまま信じ込んでしまうことです。
 そしてまた、人間誰しも、このような論理誤差をおかしやすいもので、特に、よく考えて思考の巡りが良い人などが、この傾向に陥りやすいと言われています。
論理誤差
 ちなみに、論理誤差という概念は、企業の人事評価の際によくある失敗として注目された概念です。
 このように、推測で人事評価を下してしまいますから、評価されたものは、たまったものではないですよね。
 そこで、より正確な人事評価をおこなえるようにするために、もっと現場でその人物を観察し、推測や推論では判断せず、評価基準もしっかりとしたものを作っておく必要があるのです。
 また、とかく人間は、人事評価に関わらず、人間関係において、他者について勝手に推測して自分で納得してしまいがちです。
 ですから、もっとよく相手を観察し、事実だけを信じる習慣を付けておくほうがよいでしょう。
 そして、もし、推測が頭に浮かんだら、あくまでも推測であり、事実がそうであるかはまだ分からないと自分に言い聞かせる必要があります。
 パーソナルコーチング(1対1でのコーチングセッション)では、この論理誤差を生じないように、しっかりクライアントと向き合い、その人の宇宙を感じることが絶対的基本としています。
 なぜなら、人は皆持っている宇宙が異なるからです。
 10人いれば、10人とも違う宇宙を生きているのですから。
 論理誤差を生じて相手と接してしまうと、自分の価値観の押し付けや、相手の価値観の否定に繋がりかねませんので、とても注意しなければなりません。
 あなたも、他人との関係を築く時には参考にしておいて下さいね。

 今日
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