苫米地式コーチングでは、思いっきりリラックスすることによって、思考や創造性を担う脳の最高中枢といわれている ”前頭前野” を活発化させ、様々な思考をすることを学びます。
 いきなりですが、皆さん最近「何も考えずぼんやりする時間」持ってますか?
ぼんやり
 これまでは一般的に、何かを「する」ことばかりに価値が置かれ、何も「しない」時間にはあまり意味がないと考えられてきました。
 そのため、私たち現代人はただでさえ忙しいのに、わずかな隙間時間でさえも、勉強したりスマホをしたり、何かを「する」ことで埋めてきました。
 何も「しない」よりは、何かを「した」方が有意義だと考えてきたのですから当然のことです。
 しかし、最近の研究では、何も「しない」時間にも大切な意味があることが明らかになってきました。
 何も「しない」時間とは、「頭」も「心」も「体」も空っぽになり、 ただ何も考えずぼんやりする、まどろむ、そんなスローな時間です。
 人間はそうした時間に、活動しているときに目や耳から入ってきた大量の情報や記憶を整理したり、情緒のバランスを取り戻したりします。
 したがって、そうした時間を持たないと、色々なものが整理ができないまま次へ次へと進んで行くことになってしまいます。
 すると、記憶力が低下して、効率も下がり、ストレスも増え…、と悪いことばかりです。
 何も「しない」空白の時間があってこそ、人間は生産的で効果的な活動が可能になるのです。
 まどろむ、そんな時間に思考は進み、情緒は安定を取り戻します。
 ぼんやりすることで得られる効果には、次のことが挙げられます。
 しかし、テレビやスマホなど、絶え間なく情報の洪水に晒されている私たちは、意識的に「ぼんやりタイム」を導入しなければ、必要な空白の時間を持てない時代に生きています。
 テレビを見たり、スマホを見たり、友達とおしゃべりしている時間は、ここでいう何も「しない」時間ではないからです。
 私の場合、ぼんやりタイムは数分から15分程度でも、出来るだけこのような時間を確保するようにしています。
 余裕のある空間で、体をリラックスさせ、情報を遮断し、できるだけ自分を空にする!
 それは例えば次のような時間です。
 ● のんびりした喫茶店でゆっくりとコーヒーを飲む
 ● 静かな空間で目を閉じ深い呼吸をする
 ● 何もせずただ景色をボッーと眺める
 ● ロウソクの炎をじっと見つめる
 ‥‥等々
 趣味の時間に ”没頭” することもアリかもしれません。
 いづれにしても、もちろん個人差はありますが、高いパフォーマンスを発揮する人ほど、効果的にぼんやりタイムを実践しているようです。
 彼らは休息の取り方、ONとOFFの切り替えがうまいのです。
 そのメリハリがうまいからハイパフォーマンスを発揮できるわけですね。
 効率が重視される風潮や、スマホなどの出現によって、私たちの生活の中にあった、ただ何も考えずぼんやりする、まどろむ、そんなスローな時間がどんどん削られてしまいました。
 しかし、その時間には脳内の情報整理や情緒の安定を保つなどの役割があります。
 上手に「ぼんやり」することができれば、「ストレス解消」「能率アップ」「記憶力アップ」の効果が期待できます。
 つまり、仕事も勉強もうまく行くようになります。
 ぜひ実践してみてください。

 
 今日も、最後までお読み頂きありがとうございました。


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