「わかっちゃいるけどやめられない!」
 ダイエット・禁煙・仕事・スキルアップ‥‥
 こうすれば、成功するといった方法は、テレビ・本・インターネットで検索すると山のように情報が溢れていますよね。
 どれでも構わないから、一つ選んでやってみれば結果は少なからず得られるのに‥‥なのにどうして結果が出ないことに悩んでしまうのでしょうか?
 この矛盾する心理は「認知的不協和」が関係しています。
わかっちゃいるけど
 認知的不協和とは、二つの認知の矛盾によって感じる不快感の事を言います。
 「わかってる」「やめられない」と矛盾していますよね。
 そうすると不快感が生じます。
 そして、認知的不協和の不快感を解消しようとして多くの人は「認知を変える」ことをします。
 「行動を変える」のではなく認知、解釈を変えてしまうのです。
 例えば、タバコだとすると、「タバコが体に悪いのはわかってる」「だけどタバコをやめられない」という認知的不協和。
 この不快感を解消すべく本当にやめてしまってそれが普通になるまで行動すれば良いのですが、それが嫌だから簡単な「認知を変える」ことをします。
 行動を変える」より「認知を変える」ほうが楽だからです。
 そうやって事実ではないことで認知的不協和の不快感を解消しようと認知を変えていくことで、徐々に歪んだ認知を抱えていくことになります。
 その結果「認知の歪み」が酷くなっていくのです。
 これは、心の奥底での願望や目的が一貫していない逃げの為の嘘や間違いだったりするので、追加される認知(解釈)は都度、自分に都合の良いものですので、混乱を招き矛盾が生じてくるのです。
 これを沢山繰り返すと「妄想」に入り込んでいく可能性もありますのでよほどの注意が必要です。
 「わかっちゃいるけどやめられない」状態から脱出するには自分の認知の歪みに気づきを起こさなくてはいけません。
 何故かと言うと無意識が人の本性ですから、本性レベルで気づかなくてはいけないからです。
 頭で分かっていても無意識で理解出来ない。
 腑に落ちない。
 腹に落ちてこない。
 こういう状態です。
 ですから「わかっちゃいるけどやめられない」状態から完全に抜け出すには100%納得が必要なのです。
 つまり、簡単に言えば自分を生きれば「わかっちゃいるけどやめられない」ではなく「わかっているからやめたい」または「わかっているからやりたい」とハッキリするのです。
 そのためには自分自身の苦しみなどに恐れていないで自分に向き合い、苦しみをぶち破り、その中から安らぎを見つけるくらいの覚悟で、気付きに入っていくことも大事なことです。
 つまり、本当の自分を取り戻すということです。
 「本当の自分」+「他者の価値観」で生きているから矛盾が生じてくるのです。
 自分の中にある、自分のものではない勘違い‥‥。
 捨てるのが怖いですか?
 人は誰しも恐怖に同一化しているから自分以外の他者の価値観を自分の中から捨て去ることが怖いんです。
 そして、その怖さを感じないように同一化しているのです。だから無意識の恐怖に気が付いていないことが殆どです。
 勘違いは捨てないと、変われません。
 勘違いである認知の歪みの修正をしましょう。
 そして、最後に、「分かっているなら、やればいい!」 ただそれだけなのです。