私は、コーチングセッションを終了したクライアントさんとも引き続いて、メールや電話等でその後のお話しを聞いたりお付き合いをさせていただくことがあります。
 そんな中、しばらくお会いできなかったクライアントさんが「久し振りにお会いしたい」 とのことでしたので、待ち合わせをして、その後の変化や進化振りを聞かせていただきました。
 話が尽きず、長い時間があっという間に過ぎていました。
 そこで、まず目に付いたのは ”外見の変化” でした。
 コーチングセッション期間中は、お世辞にもあまりファッションセンスが?
 ところが、久し振りにお会いしたその方‥‥とても素敵でした。
外見
 「昔は全然ファッションに興味なかったんですが、ブリーフ(Belief System)が変化したんでしょうかね?何故だか、”いい服を着たい” という風に思うようになり、気を使うようになりました」
 とのことでした。
 「人間は外見で判断してはいけない」とか、「人間は中身が大切なんだ」とか言われていますが、実際のところは、外見で大いに判断されているようです。
 ある実験で、いろいろな写真を見せて、その人の性格や能力を推理させてみたところ、やはり、外見のいい人ほど、性格が良く、能力が高いと判断されている心理学者の結果も出ているようです。
 また、面白いことに、大人が子供を叱る時にも、外見のいい子は、「悪気はなかったんだろう」 と思われる割合が非常に多いことも分かってきているとのこと。
 このように、人間が、人の性格や能力を判断しているのは、大部分が外見であるということがお分かりいただけると思います。
 もちろん、本当の性格や能力については、実際に長い間付き合ってみないと分からないのは事実です。
 ですが、本当の性格や能力を判断するには、ずいぶんと長い時間がかかります。
 本当の性格や能力を見抜くのに、1年かかるということも珍しくありません。
 人間の脳では、まず、外見から性格や能力をある程度、素早く推測できるようになっていると考えられます。
 ですので、外見については、やはり良くしておかないと、様々な面で不利になる場合もあるのですね。
 特に、お客様商売や芸能人など、初対面の人と多く接する人は、より外見に注意を払っておく必要があります。
 外見が全てではないし、実際の性格や能力は、外見だけでは分かりません。
 外見は良くても、性格が悪く、能力もない人もいるからです。
 それでも、人は、大部分を外見で判断しているということを認識し、外見をきちんとしたものにする認識は、とても大切ということなのです。
 ちなみに、就職活動をする学生さんが、みんな同じような、ねずみ色や紺色のビジネススーツを着ているのを見ると、何か違和感を覚えるのは私だけでしょうか?
 違和感を感じるのは、”個性” を感じないからだと‥‥
 環境や状況に応じて外見を変えていくことは必要ですが、「みながそうしているから」 といった理由で、そこで個性が失われるのはどうなのか?と思います。
 一種の ”思考停止状態” です。
 環境や状況に応じながらも、自分の好きな服やアクセサリー等で外見を装うことは、楽しいことですし、とても大切なこと!!
 あなたも、 ”思考停止状態” に陥らないように、あなたが素敵だと思う外見を装って下さいね。
 何よりも、自分の内面が変われば、外見も変わっていく‥‥そういうことです。

 今日も、最後までお読み頂きありがとうございました。


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