他人が困っている時に助ける人の特徴として、まず、第一に、自分自身のことを他者に対して思いやりがある、責任感が強く、寛大で優しい性格だと社会心理学では考えられています。
 やはり、自己イメージというものが、行動に与える影響力は大きいものですね。
 考えているように行動するのが、人間という生き物だということです。
助ける
 そして、困っている人を助ける人の第二の特徴として、世の中は公平であり、良いことをすれば良いことが返って来る、悪いことをすれば悪いことが返って来ると考えているということ。
 実際、この世界は、良いことをすれば良いことが返って来る、悪いことをすれば悪いことが返って来るというのは、事実であり、真理であり、本当のことですよね。
 ですので、困っている人を助ける人は、その作用を観念と知っているということになります。
 そして、第三の特徴としては、社会的な責任を強く自覚しているということにあります。
 社会は助け合いであり、困った時はお互い様という強い自覚がある人は、困っている人を見かけたら、すすんで助けてあげる行動をとります。
 さらには、自分に自信がある人も、困っている人を助ける傾向が強いようです。
 自分に自信があると、他者を思いやる心理的な余裕ができるというのが、その理由です。
 以上のように、心理学的に、困っている人を助ける人には、自分に自信があり、自分は優しく寛大で、責任感、正義感が強く、他者を助ける社会的責任を果たすことにより、自分も幸せになれると考えている傾向があるということが分かっています。
 ですので、あなたの友人や同僚が、すすんで困っている人を助けているところを見たら、上述のような傾向を持った人物であり、信頼がおける人物であると判断してください。
 ルータイス・苫米地式コーチングにおいて「ゴールは利他的(unselfish)であれ!!」とは、このような意味も一つにあるのだと理解しています。
 そして、助ける心を持った人には ”悪い人” はいないことも
事実であり、真理であり、本当のことですよね。

 今日も、最後までお読み頂きありがとうございました。


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