学校で学ぶことは、世の中に出て役立つこともあれば、全く役立たないこともあります。
 その中でも、もし、学んだことを全部忘れてしまっても、それでも残っているもの、これが大切です。
 それは、学校で学んだ知識を生かすも忘れるも、その後の人生での体験であり、経験であり、感覚として体に染み付いた印象です。
 そして、このようにすればこうなるといった、体験に基づく記憶です。
 こういったものは、ただの知識ではないので、潜在意識に深く刻み込まれ、人生に大きく影響を及ぼします。
 反対に、ただの知識や情報は、生きていく上で、不要であることが多いものです。
忘れて残った知識
 ルータイス・苫米地式コーチングでは、これらのことをブリーフシステム(Belief System=信念)として学びます。
 
世界的な天才物理学者アインシュタインも次のような言葉を残しています。
 
「学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ。」
 
たとえば、歴史の年号を学校では暗記させられますが、実社会では、使うことがまずありません。
 数学の難しい方程式も、科学者や工学関係者等の分野で無い限り、あまり使いませんよね。
 このように、今後、学校教育においては、ただの知識でなく、体験、経験、知恵など、潜在意識に刻み込まれる重要な部分を、できればメインに教えていく方法に、シフトしていく必要が出てくる流れが出てきています。
 知識の詰め込みではなく、知恵や技術など、本当に必要なものをきちんと教え、また身に付ける必要があります。
 そして、何よりも大切なのは、学ぶ方法、調べる方法、自分で問題を解決する方法を知識だけでなく、実体験を通して、しっかりと身に付けることです。
 これができれば、子供に限らず私達も、社会にとって有用な人物となっていくことができるのではないでしょうか。

 今日も、最後までお読み頂きありがとうございました。


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