ルータイス・苫米地式コーチングにおいては、ゴールを 『現状の外側』 に 『より抽象度の高い』 ものに設定することを学びます。
 また、設定したゴールがselfish(利己的)でなく、unselfish(利己的でない、無私の、無欲な、利他的な、寛大な) になっているかどうか、チェックすることも重要であると学びます。
 その深い理論については、苫米地英人博士の著書に沢山書かれているので、ここでは書きませんが、たとえば、「貯金を300万円ためる」 という、利己的(自分さえ良ければ的)なゴールを人生の目標として掲げていたら、やがて、人生の意味を見失い始めますし、利己的な考えを持つようになって、小さな人間になっていきますよ‥‥ということです。
利他的
 また、利己的なゴールを達成するための思考や行動になりますから、人間関係がうまくいかなくなったり、自分の存在価値を疑うようになります。
 もっと大きく言うならば、その利己的な思考や考え方が、紛争や戦争といった、悲しい社会を生み出しているのだと言われています。
 これでは、何のための人生かが分からなくなります。
 ですから、分かりやすく言うと、人生のゴールは、より大きく・高く・より他者に貢献できて、普遍的なものにするとよいということです。
 より大きな目標と言っても、「貯金を300万円ためる」を「貯金を1,000万円ためる」ことに変更するという意味ではありません。
 それでは、本質的な部分では、何も変わりません。
 つまり、そのゴール設定はステータスクォー(現状および現状の延長線上) の中でのお話しなのです。
 
もっと大きく、「他者に喜びをもたらす人生を生きる」とか、「他者に笑いをとどける人生を送る」とか、「より多くの人たちに真理を教える」とか、他者に貢献できる大きな目標を持つことが大切だということです。
 つまり "アンセルフィッシュ(unselfish)!!"
 他者に貢献できれば、あなたにも報酬(お金だけではない)としてたくさん返って来ますし、何よりも、喜び溢れた人生となります。
 これがルータイス・苫米地式コーチングの本来の基盤となっています。
 人生の意味は、どれだけ他者に奉仕できたかにかかっています。
 したがいまして、今一度、自分のゴールを再確認してみてください。
 あまりにも利己的なゴールを持っているだけだったら、小さな人間になりますので、もっと大きな目標に変更して、人生を再スタートを図って生きましょうね。
 10月14日(広島)・15日(東京)で開催される【WorldPeaceCoaching2017】 は、そのようなゴールを皆さんと共有しようという、とても抽象度の高いイベントです。
 私もスタッフとして参加します。
   会場でお会いできたら嬉しく思います。

◆WorldPeaceCoaching2017HP◆
http://worldpeacecoaching.com/
WPC2017
 今日も、最後までお読み頂きありがとうございました。