あなたは、何に興味があるでしょうか?
 実は、興味があるということは、それ自体ものすごいことだと思うのです。
 興味をもてないことには、逆立ちしたって興味は湧きません。
 まずは、このことに気づいてみませんか。
 心理学的に言うと、素質がなければ、興味がわきません。
 というより、興味を持つことができないそうなのです。
 興味というのは、自分の中に眠っている素質が、「ひきだしてちょうだい」、「開花させてちょうだいと」、あなたに訴えかけてきていると考えてみてはいかがですか。
興味
 たとえば、有名な歌手の方達の過去をTVなどで見ると、決まって小さいときから、歌が好きで好きで仕方がなかったと言っています。
 この社会に生まれる限り、必ず、役割や使命、その人にしかできないことを、みんなひとつは持って生まれてきているはずです。
 そして、その使命、役割を知る大きな手がかりは、興味なのです。
 興味あることに没頭しましょう。
 素質があって、役割がある場合は、そのことに飽きることがありません。
 逆に、興味があっても、すぐに飽きてしまうことは、素質や役割に直接関係ないこともあります。
 しかし、間接的に意味をもつこともありますので、興味あることは、やはり実践しましょう。
 そして、没頭しましょう。
 苫米地式コーチングでは、これらのことを 「Want to 」 という重要なキーワードで学びます。
 よくこんな質問を受けることがあります。
 「自分は、本当は何をしたいのか分からなくなることがあります。」
 それは、恐らく興味を持っていることがあるにもかかわらず、「自分には無理だ」 とか 「どうせやっても無駄になるかも」 とか 「それをする時間や暇がない」 などと無意識が自分にブレーキをかけてしまっているケースが多いように思います。
 これも一種の創造的回避(クリエイティブアボイダンス - Creative Avoidance - )だと思うのです。
 本当は興味があるのに、それを無意識が ”やれない理由” を考えだして、興味を持たせないようにしてしまう。
 実にもったいないことです。
 その原因の一つは、過去に培ってきた自分の経験や体験などから、現在の自分を見てしまっている場合です。
 過去は決して取り戻すことができません。
 その取り戻すことができない過去に縛られて、これから待っている未来を切り開いていけないとしたら、どんなにもったいないことか。
 あなたは絶対に興味があることがあるはずです。
 それを過去からの鎖を切って、もっと自由に思考してみると、意外にス~ット興味の世界に入っていけるようになるはずです。
 だから、苫米地式コーチングでは『現状の外側にゴールを設定する』 のです。
 そこから、あなたの本当の仕事や、姿が生まれてくることもあるでしょう。
 未来はどうなるか、誰にも分かりません。
 分かるとすれば、それはゴールを設定したあなただけなのです。
 本当の自分に近づいていきましょうね。

 今日
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。