ゴールに向かって現状の外側に飛び出し、達成方法が見えてきた時、少なからず大きな壁にぶつかることがあります。
 しかしその壁は、あなたが心の底から望むゴールであれば、難なく打ち破っていくことができるはずです。
  「するのは失敗、何もしないのは大失敗
 という諺(ことわざ)をご存知でしょうか?
 この諺は、もし、失敗するようなことがあっても、何もしないなら経験を積むことができないので、それこそ大失敗であるという意味を持っています。
 特に、消極的で、いつも思い悩んだり考え込んだりして、なかなか行動に移さない人に、学んでもらいたい諺です。
失敗成功
 確かに、行動しなければ、失敗しないし、行動すれば、失敗する可能性が出てきます。
 ですが、行動することでその物事を体験することができ、もし失敗したとしても、失敗したという貴重な経験が得られるのです。
 失敗を恐れて何もしないでいると、全く経験値が増えないため、いつまで経っても本当の意味で賢くなれないということなのです。
 人生において、本当に賢いという人たちは、決まって、人一倍多く、失敗を経験しています。
 そして、失敗をたくさん経験するからこそ、その物事の裏表が分かり、真の意味で賢くなれるということなのです。
 たとえば、私の専門であるバレーボール。
 子供達がオーバーハンドパスの練習をしたとします。
 最初は、慣れていないから、失敗の連続です。
 まったくボールを飛ばすことができず、思うところにボールをパスすることができません。
 時には ”つき指” をして痛い思いもすることもあります。
 ボールが怖くなる時だってあります。
 ですが、何度も失敗しているうちに、ある時うまくいって、結果として、必ず誰でも当たり前のようにパスができるようになるのです。
 もし、ボールが自分のところに飛んでくるのが怖いからと言って、ボールに触ろうともしなければいったいどうなるでしょうか。
 もちろん、失敗はしないけれども、バレーボールを永久に楽しむことにはならないでしょう。
 このように、失敗を恐れて何もしないのではなく、失敗してもいいから、物事を体験するということが、非常に大切ということなのです。
 コーチングはただ単にアファメーションを唱えていればゴールに達成できるというだけでなく、達成方法が見えてきた時、それを打ち破っていくマインド(脳と心)も同時に科学的に学んでいくのです。
 失敗を楽しむくらいでちょうどいい。
 いつかふっと振り返った時に、その失敗が笑い話になり、あなたの大きな財産になっているはずです。

 今日
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