皆さんは「マッチング原則」 をご存知でしょうか?
 マッチング原則とは、心理学的に、無意識のうちに自分の価値観と合っている人を選択するという原則です。
 私達はいろんな人と関わりを持って生きており、日々、どのような人とつながるかを自分の中で選択しています。
 その際、無意識的に、自分と価値観が同じ、もしくは、似ている人を選んでいます。
 自分と価値観が合わない人は、話も合わないし、フィーリングも合いませんから、自然とその人からは離れていこうとします。
 逆に、自分と価値観が合う人は、一緒にいると話もはずんで楽しいし、フィーリングも合うから、とても気が合うのです。
 そこで、ずっと関係を保とうとします。
 このようなマッチング原則がはたらいているので、あなたの周囲には、あなたに似た価値観の人ばかりが集まってきます。
 コーチングではこれを(人間関係における)「コンフォートゾーン」 と言います。
マッチング
 で、人間がこのままの現状を、ただ単に生きていく上では、これでいいのです。
 似たような価値観を持った人が集まって暮らしていく、これが自然な姿ですので、特に問題となることはありません。
 でもたまには、全く別の価値観を持った人と接触しないと、小さなグループから抜け出せず、そのままで一生が終わってしまいます。
 小さなグループから抜け出せずに一生が終わるって、ちょっと淋しいですよね。
 こんな事がありました‥‥
 生まれてこの方スポーツを苦手として、運動をまともにしてこなかったお父さん。
 でもこのお父さんは音楽が好きで、今でもクラッシックやジャズを趣味にしています。
 こんなお父さんでしたが、バレーボール部に入部したいという息子に対してあまり賛同はしなかったものの、息子の熱意に押されて入部を許可。
 ある日息子を学校に迎えに行った時、たまたま息子が練習しているところを見て‥‥感動!!
 家では見せない、息子が大好きなバレーボールにひた向きに取り組んでいる姿を見た途端に、大のバレーボールファンになってしまいました。
 それからというものの、遠方の遠征試合には必ず送迎車を出して、息子の試合を一試合も欠かさずビデオに撮り、自分の好きな音楽の趣味を生かして、応援歌を作曲‥‥
 価値観が変わればこんなに変われるのだと実感した出来事の例です。
 コーチングでは『ゲシュタルト(詳しくはhttp://sakanashi.blog.jp/archives/9175118.html)』 について学びますが、今まで興味もなかった情報なのに、それが自分の価値観と合致した途端に、急に重要な情報に変わります。
 ですので、たまには、今まで興味がなくて手を付けなかった分野にも思い切ってチョットだけでも挑戦してみて下さい。
 たまには、思い切って、無意識に逆らい、全く価値観の異なる人にも接触してみてください。
 もちろん、価値観が異なるので、なかなかウマが合いませんが、相手の価値観を理解しようと努めているうちに、あなたの価値観が大きくなり、幅広くなります。
 そうしてあなたの価値観が大きくなったことにより、さらにたくさんの人が、あなたのもとに集まれるようになってくるのです。
 マッチング原則がはたらいているのですが、時々は、その原則に逆らって、異なる価値観を持った人、異質な考え方を持っている人にも接触すると、よりダイナミックな人生が送れるようになるものです。

 今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。